技術力でアジアの国々の発展に寄与し、華僑のようにそれぞれの国に根差したグローバル化戦略をとる和僑集団、それがオリエンタルリザレクションです。
我々は日本の技術力と誠実、実直な精神を先ずミャンマーに持ち込み、ミャンマー発の製造業を興したいと考えています。
現在のミャンマーはメディアで多く取り上げられている通り、長い軍事政権時代を経て民主国家として大きく成長しようとしています。
ここ数年、最後のフロンティアとして先進国から多くの投資を呼び込み、近代化し始めています。
ヤンゴンから車で1時間余りにある、ティラワ経済特区にはスズキ、ワコール、エースコック、丸紅などの工場が建設され、2年前までは農村だった所に多くの工場が立ち並び、数千人規模の雇用を生み出しています。
ヤンゴンからティラワに通勤する道は朝夕通勤する車で渋滞するようになりました。
おそらく10年後には高層ビルが立ち並び、近代国家として変貌を遂げるでしょう。
しかしベトナムやタイ、インドネシア、マレーシアなど近隣の国々の首都は確かにメトロポリスとして近代化していますが、首都以外の地域はまだまだ貧しく、貧困にあえいでいます。
その大きな原因は自国の製造業が育っていない、ということに尽きると思います。
それらの東南アジア諸国は先進国の資本の製造業のおかげで発展しているように見えているだけです。
中国はこの20年で日本や欧米の技術を吸収し、今はそれを応用して自国の製造業が育ち、大きな発展をしています。
ミャンマーも自前の製造業を育てていかなければフィリピンのようにいつまでも経済が低迷したままでしょう。
なので自前の製造業を発展させることは国を豊かにする為に必要不可欠なのです。
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